実用新案とは

実用新案の保護対象は物品の構造や形状です。
例えば、自社の独自構造の物品について、実用新案権を取得することが考えられます。
実用新案権を取得すれば、出願から10年間、権利を維持することができます。(無審査で登録になるためやや不安定な権利です。)

実用新案申請・権利化フロー

UTILITY MODEL FLOW

実用新案相談・実用新案登録出願

■作業内容:ヒアリング / 先行技術調査 / 出願書類作成 / 特許庁への出願手続き

■概算費用:20~30万円
■期間/時期:1~2ヶ月程度

STEP
1

実用新案登録

■作業内容:登録料納付(1~3年分登録料納付)

■概算費用:1万円
■期間/時期:出願から概ね数カ月程度で登録

STEP
2

登録維持管理

■作業内容:4年目以降の登録料納付 / 期限管理

■概算費用:2-10万円
■期間/時期:登録4年目以降、1年ごと

STEP
3

実用新案申請・権利化を支援する理由

REASON

スタートアップや小規模事業者の実用新案取得の問題を解決するために

構造や形状にちょっとした工夫のある物品を開発するスタートアップ企業、中小企業、小規模事業者にとって自己のちょっとした工夫を知的財産として確保するために実用新案を取得することはとても重要なことです。しかしながら、実用新案を取得しようと思っても、忙しくて着手できなかったり、専門的な知識がなくどうすれば良いのかわからない方も多いのではないでしょうか。私たちは、そんなスタートアップ企業や小規模事業者様向けの実用新案開発に力を入れております。

理由
1

多くの知的財産のベースとなる実用新案

日本国内の実用新案出願の件数は、年々減少傾向にあり、近年の日本においては年間で約6千件前後の件数で推移しています。ちょっとした工夫のある商品を開発するスタートアップ企業、中小企業、小規模事業者において日々生み出される数多くの知的財産のうち、実用新案をベースとした自社の知的財産の確保を通じて、各種の知的財産に対する意識を高め、結果として事業全体の価値を向上させるという、他ではなかなか出来ないことを経験できるからです。

理由
2